障がい者福祉のスローガンは、
「障がいがあっても地域社会の中で当たり前に過ごすこと」です。
法人設立から「利用者様が地域社会の中で当たり前に過ごす」こととは具体的に何だろう、それに対してできる具体的な支援とはどういうものかについて思案してきました。地域社会の中で当たり前に過ごす事=障がいに対する偏見をなくすこと→そのために我々ができることは?→障がい者の権利を唱える事?等々の自問自答、支援の先輩方のご意見を伺ってきましたが、障がいの有無にかかわらず「人として何が必要か」ということが何よりも大切なのではないかと行きつきました。
“社会生活を営むために必要なことはなにか”
障がいの有無にかかわらず社会のルールやマナーを身に着けることが何よりも必要ではないかと考えています。親切にしてもらったときにお礼を伝えること、ご近所の人に挨拶できること、迷惑をかけたり失敗した時にごめんさいと謝れること、他にも色々ありますが、これらは大人になったからできることではなく、幼いころから周囲の大人が教えて少しづつ学習しながら身に着けていくことです。言語での会話ができなくても非言語(表情や身振り手振り)で表現することはできます。心理学では会話の70%は非言語的コミュニケーションで、心理学者の中には90%が非言語という学者もいます。重度の知的障がいがある利用者様もゆっくり繰り返し伝え、付き添う支援者が実践しながら覚えていって下さっています。世間はお勉強ができること、学校の成績が優秀でることを評価の基準にしますが、大人になって社会集団のなかで過ごすときには、コミュニケーションの取り方が何よりも重要になります。お子さまが大人になった時に所属する集団の中で、伸び伸びと自分らしく生活できるスキルは、コミュニケーション能力に左右されると言っても過言ではないかもしれません。心理学に「アサーション」という自分自身も他者も大切にしたコミュニケーション理論があります。スキルとしてのアサーションには、アサーテイブな精神が土台になります。アサーティブな精神とは、健全な自己肯定感、健全な他者尊重です。お子さまたちが自分自身をかけがえのない大切な存在だと思え、同時に他者も自分と同じ大切な存在であることを意識できる人間性を育んでいけるお手伝いができたらと思っています。
2005年4月に設立以来、障がいの重度軽度に関わらず、お子様が成人した際に地域社会の中でしっかりと生きていくために必要なことは何かをご父兄と主に考えお子様の成長を育んできました。
お子様が成人した時に社会生活を営む上で必要な場面に応じたマナーやルールをゆっくり身に付け、集団の中でも動じず過ごすことができるサポートに取り組んでいます。
お子様の個性と特徴を見極めながら、お子様の成長に合わせた生活習慣や社会性をどう身に着けていくことが必要かをご父兄と共に考え障がいに対することやご父兄がご心配なことをお聞きし、様々なご相談に応じて保護者様の皆様に対しても支援を取り組んでいきます。
住所 | 〒657-0027 兵庫県神戸市灘区永手町1丁目4-16アルパー六甲301 |
電話番号 | 078-763-1066 |
事業内容 | ホームヘルプ・ガイドヘルプ |
営業時間 | 10:00~18:00 |
営業日 | 月曜~日曜日 毎日 |
休日 | 年末年始 |
住所 | 〒657-0038 兵庫県神戸市灘区深田町3丁目3-1 ERC六甲ビル2F |
電話番号 | 078-891-4428 |
事業内容 | 放課後等児童デイサービス |
保育時間 | 日・学校休みの時 11:00~16:00 平日 14:00~17:00 |
営業日 | 祝日除く 毎日 |
休日 | 祝日、年末年始 |
住所 | 〒657-0027 兵庫県神戸市灘区永手町3丁目4-21 1F |
電話番号 | 078-855-4504 |
事業内容 | 生活介護 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
営業日 | 月曜~金曜日 |
休日 | 土曜日、日曜日 |